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決めつけられた歌
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作詞 野那 |
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暗闇の中で ひとり
居場所を探していた
歩いても 周りは闇しかなくて
足が震えて 気づいたらしゃがみ込んでいた
ここに自分の存在なんてない
そんな錯覚をして 一人で悲しむときがあった
唯一認めてくれた人も 僕を
ひとつの言葉で決め付けた
存在が なくなってしまいそうで怖かった
決めつけられたこの歌は 君にどうやって届いているだろう
上手く言えない言葉を 音にして届けていても
単なるひとつのジャンルに纏められた
君には この歌の思い 届いてますか?
震える足を叩いても 立ち上がることはできなくて
僕は歩くことをやめた
見えないはずなのに 後ろを向いて
誰かが来ないか 見つめ続けた
他人に任せようと 期待をしても
裏切られるって知っている 分かっている
だけど僕は弱いから 弱すぎるから
誰かに頼って 生きていく方法を
存在を消さない方法を 探すんだ
決めつけられたこの歌は 君にどうやって届いているだろう
上手く言えない言葉を 音にして届けていても
僕の気持ち全部 君には届かない
僕も 気づいたら 君のことを決めつけていた
居場所なんて 最初からあるか 知らない
だけど あるって決めつけていた
決めつけた言葉を 認めたくないと思っても
悲しむくらい 信じ込んでいた
僕は 僕自身を決めつけていたんだ
決めつけられたこの歌は 君にどうやって届いているだろう
上手く言えない言葉を 音にして届けていても
僕の気持ち全部 君には届かない
だけど 唯一認めてくれたなら
歌わせて 何回も何十回も
全ての気持ち 歌にするから
どんなに決めつけられても 歌うから
もう一度僕を 認めてほしい
立ち上がれるくらい 存在が消えないくらい
必ず強くなるから
簡単に 決めつけないで
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