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リアリズム
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| 作詞 野那 |
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目の前が真っ暗になる
その瞬間現実に戻される
周りを見渡せば触れられるものばかり
夢の世界は遠くにいった
決めつけられた時計の針を歩き
三次元を体に感じる
ここが本来の居場所
本当の自分のありかだと気づく
もう一人の私はいない
顔も声も言葉も
全てを晒しては
現実を心の奥底まで感じ取る
傷つくことを避けたくても
避けられないのが現状
リアルは私の心を刺す
スイッチひとつで現れる世界
ここはもう一人の私の居場所
触れられない幻想スクリーン
誰が作ったか分からない
時間を忘れて走り出す
二次元のアバターになり
名前も顔も違う主人公
自分で作ったもう一人の私
リアルなわたしはここにいない
顔も声も言葉も
全て嘘で嘘で固めては
本当の気持ちを隠し続ける
ここで本音を言えば
消されるのが当たり前
時々リアルより怖くなる
傷つくのを恐れて入ったのに
深いところまでいくと
本当の怖さを知ってしまう
どこからも傷つくことから逃げ出すことができない
だけどそれが
生きてる証なら
私は受け入れなければいけない
顔も声も言葉も
全てを晒しては
現実を心の奥底まで感じ取る
傷つくことを避けたくても
避けられないのが現状
それこそがリアリズム
電源を切って
今扉を開ける
もう一人の私から嘘を取って
現実の三次元に足を置く
傷ついてでも生きていく
それが本当のリアリズムな私
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