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Glacial Words
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作詞 跡田ヒカル |
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逃げるのはいつでも簡単だったのに
立ち向かうことはこんなにも苦しい
君の慰めなんかの言葉なんてもう
欲しくない自分が愚かに見えるから
傷を負った夢たちの叫ぶ声が
氷の棘のように突き刺さる
捜しても、捜しても見つからない
手にできるものはいつも雪だけ
凍える痛みを君は知っているのに
消え去るように雪の中へ
鋼のような偽りたちはそう簡単には
真実を見せてはくれない常識なんて
信じなければいいと思っていても
信じてしまう自分がおぞましくて
突き刺さった心の傷はまだ
癒えるどころか広がっていく
突き刺さり、突き刺さりそして今
辿り着いた夢は幻だったなんて
いつの間にか君が凍ってしまったのは
見つけるのが遅すぎたから
傷を負った夢たちの叫ぶ声が
氷の棘のように突き刺さる
響く声、響く声それは叫ぶ声で
傷跡は今だに剥き出しのまま嘆き
遠ざかる君の言葉が溶け出して
消えるように雪の中へ
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