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セピアコラージュ
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作詞 研 |
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移ろいだ夢に君は吐息を添えた
頭一つ小さい影の先が僕の肩に重なる
それだけで永遠だったよ
わがままをバカにして
わがままに成りきれなかった別れの季節を
僕の面影のないその小さな指に
右から5番目の指気取って絡めよう
君のことを思い出すとき
この情景も道連れになるように
確かな君の気持ちを焼き付けるように
「分かりにくい恋ほど退屈は逃げる」
身を呈して感じた高校ラプソディー
空白の時間にはお気に入りの
フレーズ読み返してさ
責任をもらう意識だったあの頃に耳打ちできれば
あれから大分月日は流れたけど
何も変わらずうまくやってるよ
時折見せるはにかむ笑顔を
いつ見れるかまた見れるか知らないけど
あの夕日の背景を勲章みたいに守って
年上のままな君に受験が道のゲートになる僕は
どうにかして君の行き先知ろうとしてるんだ
内緒話0の恋はそれはそれで味気ない
あの日々を「本物」と呼ぶことに
まだ自信は持てないけれど
自分宛に聞いたなら頷けるよ
振り回されてぶつかり合って
でもどこか甘酸っぱかったセピアコラージュ
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