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紅き心境
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作詞 遠山うづき |
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炎の光 ただただ熱く
凍ってた湖が 徐々に消える
黒い蝶は 白い空に映える
澱む空色 黒く染まって
所々未だ 白くても
二つの色で 打ち消されて逝く
水面(みなも)に浮かぶ 白き波紋は
黒い水に取り込まれ
そのうち空が 地に堕ちる
片膝立てる 傍観者は
気付かぬうちに消されて
そして儚く 無に帰る
燃えるよな紅 花椿あり
目障りな光景 段々眠たく
白い蝶は 黒い空に呑まれ
お空に浮かぶ 白き霞が
黒い空と 調和して
鉛色でのあくる朝
両手で防ぐ 小心者は
思わぬうちに守られて
そして何時しか 華が咲く
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