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話なら聴いてやるよ
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作詞 羽歩 |
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黒いペンキで塗られてく 冷たい水は素直に流れてく
痛みなんてただの口実なんだろ?
もろい心を隠したいだけなんだろ?
あんたの心はあんたにしかわからない
そりゃあそうだろ?
それは一人にひとつ、オーダーメイドされたモンなんだから
あんたと俺とは別な生き物
ちょっとの共通点と
大量の相違点
勝手に「あんた」を押し付けられても困る
さっき言ったろ?
あんたの心はあんたにしかわからない
俺はあんたを完全には理解できない
ただ、話なら聴いてやるよ
あんたの感情(思い)はあんた特有のモン
そう熱くなるなよ
それはあんただけの言語で綴られてるんだから
あんたにはあんたのオリジナルが
その伸縮自在な
器の中にあんだろ?
さっきから“あんた”ばっかうるさくてごめん
でも伝えたいんだよ もうちょっと言わせてほしい
壊れたプレーヤーみたいにしゃべんなよ
さっき言ったろ?
あんただけの言語で綴られてんだ
俺は生憎あんたの辞書は持ってないから
あんたが非売品のそれをくれるって言うのなら
話は別なんだけどさ
まあ、とりあえず
話なら聴いてやるよ
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