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トジコモリ。
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作詞 エアギター男 |
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テレビをつけると
飛び込んでくる『外』の様子
殻に閉じこもる俺の
唯一外と繋がるパイプライン
いつも同じ犯罪
いつも同じ悲劇
面白い事がないときは
お涙頂戴な「嘘」というエサをばら撒く
何で『外』の奴らは気付かないんだろう
味のしないただ珍しいだけのエサに
餌付けされている、って事に
それとも食べ飽きてしまったのか
「日常」というエサに
次のニュース。俺たちのことを言っていた
俺と同じ年代の『外』の奴らが
俺たちは社会のゴミだとか
早外に出てくるべきだとか
そんな人間にはなりたくないだとか
何故奴ら分かってくれないのか
批判するだけで
何もしようとしない
悲しいな
10年前の俺ならば 怒り狂っていただろう
今の俺は悲しみしか感じない
そんな俺も 情けなくて
よく考えるうちに
やっぱり自分を責めたくなる俺ってなんなんだろう?
汚れた世界に出会ってしまったから
俺は殻を作ったんだ
この割ることの出来ない あまりにも硬すぎる殻を
誰か割ってくれないか と
頼む事すら出来なる程 分厚い殻を
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