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パンドラの底
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作詞 ポリンキー |
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喰らわせたように きみはことばをうしなって
吐き気のする部屋を僕は出て行った
ガラスの破片を踏みつけて コンクリートの壁に描くアートは
世の中から脱線していて きちがいじみている
思うままに描いたら こんな風になってしまう
光にさらされて 僕は砂になってしまうだろう
夜や闇や影のベールに身を包んでしか 動けないんだ
どうかあなただけはわかってくれますように
ほかのだれ一人分ってくれなくても 定石を無視した絵が
あなたの心にだけは響きますように
神の言葉に背を向けた人間にもとより幸福なんてないのかも
献身もしなかったのに加護だけ受けようなんて虫がいいね
土砂降りの中で 狂ったようにわめきながら
雨筋をつかもうとしていた
昇っていけると思ったんだ 空まで
痛いもの 苦しいもの 嫌いなもの
みんなない空の国で いるのは君だけ
大好きな君だけで
雨を降らそう 大嫌いな人間のいる地上を 洗い流そう
終わったら歌を歌おう
もう一度地上に光を宿すために
意味がわからないと破り捨てられた 僕のお気に入りの歌で
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