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消毒
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作詞 ポリンキー |
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プレゼントは包帯にくるんだ 麦わら帽子をかぶって出かけた
今日は君のbirthday
降る蝉しぐれ 停車場まで 歩いて行く
焦げたはげ山にかかる 沸き立つ入道雲
市電に乗って がれきの街をゆく 橋を越えて
君の待つ町まで
美しい君は 風に長い髪を揺らし 夏の日にしろい肌を輝かせ
笑う
能面のように無表情な君は お面をかぶったような 笑顔を見せる
生きていくために覚えたんだ
抱きしめた君から 血と消毒のにおいがした(*)
あの日僕たちは ビルの下にある 空気穴にいたから助かった
おかしな電波が流れてきて みんなくるってしまった
傷つけあって 戦争になって がれきの下
帰り道 夕焼け空に浮かぶ クジラのような巨大な生物
あいつが事件の犯人だ
人間よりもはるかに知能の高いあいつが
おかしな電波で狂わせたんだって
僕は思いだすんだ
血の気のない笑顔を見せて笑う君を
(*)repeat
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