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恋慕
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作詞 姉子 |
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醜悪な心を見透かすように あなたの口元が美しく歪む
私は気づかないふりして いつまでも膝元でまどろみ続ける
愛してなんてそんなくだらないこと
言葉にすればするだけ虚しい
喜びと悲しみのワインで酔ってる
あなたと私の終わらない日常
夢か現の区別もつけることなく あなたの手招きで世界は色めく
私に抗う術などないのに 勿体つけて感情を試したりするの
否定の叫びを恋情にとらえるなんて
どうしようもない似非紳士
涙と微熱のベッドで泳ぐ
あなたと私の始まらない日々
砂漠に落ちて無数の中へ 奥に潜む獣に会いたい
近づき襲われ虚無になろうと
血は砂に私の色を留める
壊れ果てて 命果てて
私という個体があなたのひとつになり慰めるのなら
どうぞ心ゆくまで
私の全てをなかったことにして
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