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ありがとう。
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作詞 鬼姫-kiki- |
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ある春の日
貴方が初めて
声をかけてくれました。
その時のあたしは
まだ寒い春の風に
震えていました。
覚えていますか?
いえ、
覚えていないでしょう。
だけど、
私のスタートは
貴方がかけてくれた
何気ないあの一言で
明るい光に満ちたのです。
冷たく鋭い棘を
張り巡らせた扉の奥で
光を奪われ
蹲っていた私は
もう一度始めてみようと
扉を開きました。
その時の私には
差し込む光は眩し過ぎて・・・
だけど
いつの間にか私は
その光の中で
微笑っていました。
だから
今
心を込めて伝えます。
「ありがとう。」
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