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雨の日の旅
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作詞 chika.k |
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考えられないことをしたがる僕
大人なんて信じられないから
たった一人で僕は生きてくんだ
とはいってもやっぱり出来ない家出
いつもくだらないことばっか誓っては
何一つ叶いはしないで終わる
どっちにしろ叶ってくれても
でもまた何かを願って叶わずじまい
山と山から見える夕焼けが唯一の友達
「よし!家出しよう!!」
中途半端な僕が初めて下した決断は
裁判じゃ見てはもらえない重要さ
間違っちゃいないさ
決めたなら最後まで自信を持とう
叱られてもいいじゃないか
間違ったかどうかわかるんだから
よりによって土砂降りの日を選んだ僕
今更戻るわけにはいかないし
でも体中ベタベタで気持ち悪い
そんなこと言ってる場合じゃない
山の間から太陽が見えなくなってきた
「いや!先に進もう!!」
馬鹿にされたくない僕が決めた家出
裁判どころじゃない気付いた寂しさ
いや寂しくなんかない
自分で決めた事は最後まで貫こう
叱られても貫いたから悔いはない
山と山から何も見えなくなった
「いや!何かが見えた…?」
何度も擦った目に写るあの人はお母さん
ヤバイと思いつつも動かない足
もう謝るしかないのか
考える内に見つかってしまった僕
寂しさ堪えきれず飛びつく僕
優しく抱かれた温かいお母さんの腕の中
もう家出なんてしないから
あの時はゴメンね、お母さん
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