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キミは嘘
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作詞 一之瀬悠 |
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暗い部屋の片隅でボクに送るサイン
キミはただキミの存在を知らせてるだけ
触れることも抱きしめる事も出来ないけど
傍にいてくれるだけで嬉しいんだ
誰もがキミの存在を否定してるけど
間違いじゃない微かな温もりがあるから
触れることも抱きしめる事も出来ないけど
ボクが生きるための力になってる
キミに逢える時間が今じゃ限られてるから
寝ないで電気を消して待っているよ
毎晩、毎晩 キミの事を想っているんだ
例えこの世界で呼吸をしていなくても
目の前のキミは嘘じゃない
街中を一人歩いているときに
キミの好きだった歌が聞こえたんだ
静かに口ずさんで大きく手を広げて
今でもキミの帰りを待っている
風に乗ってキミの声が聴こえたんだ
振り向いても姿が見えないのは分かってる
もしキミが今も元気で目の前にいたら
ボクの歩いてゆく未来も違っていたはず
変ることのない それを運命と言う
後悔したって抱きしめる事は出来ない
目の前のキミはやっぱり嘘
季節が早足で巡り 巡り 巡ってゆく
時間が足早に刻み 刻み 刻んでゆく
キミとの毎日が
遠い日の記憶に変ってゆく
それでいいのかな
それでいいんだ
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