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blood Rh
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作詞 鳴音 |
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全てが赤だけ 朝は来なくて
あの球さえも 黒く染まったというのに
どれだけ橋を渡っても
足音だけが残る
鳴り響く鎮魂歌も鉄に埋もれ
手にしてる物は何―?
叫びはいずれ小鳥のさえずりとなり
時計の針が再び動き出す
ゆらめく炎も かすめる風も
この手に握った感触さえも
全てが朱だけ 夜は明けなく
月光カトリール ステップ踏んでく
天の川を歩いても二人は出逢えなくて
あわれな短冊だけが宙を舞う
悲痛はいずれ笑顔と変わり
鐘が音をあげる
嗤う炎も ざわめく風も
僕を駆り立てていく
僕等は此処に居すぎた
もう戻れない もう戻らない
刃を持って
叫びはいずれ小鳥のさえずりとなり
時計の針が再び止まるまで
ゆらめく炎も かすめる風も
この手に握った感触さえも
全てが紅だけ 明日は来なくて
僕等の記憶 そこで途切れる
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