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DEMISE
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作詞 UNITE@ |
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淡くかすんでる月灯り
細い身を潜める巣窟
不自然な光り方してる
影をおびて白をまとう
助け船は来ないことを
知ったその目は濁りだしてる
今宵向かう 終焉の合図に
忍び寄る気配 憂いの笑み浮かべ
前髪を揺らし雨に打たれて
時の果てをさまよう 幼き少女
運命に抗えない君と
その裏にいるもう一人の君
孤独が生んだ灰色の荒れ野
部屋の隅の椅子に座り
何にも染まらぬ少女の君が
狂いそうなくらい泣いてる姿
天から降り注いでくる
無数の煩悩 今日も君に怯える
罪は罪を生み枯らしていく
神が与えた罰だと君は言う
手鏡に映らないのは
君には君が見えないから
断ち切られた糸
永遠の定め 逃れられない
救いもない その手が朽ち果てるまで
恋しさも募る思いすべても
感じ取れない 終わらない物語
どんなに空に叫んでみても
誰も答えない ただ風に揺られる
祈りを捧ぐその背中は
計り知れない痛みとともにある
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