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葛藤
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| 作詞 明希 |
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本当の強さを知らない人間
今日も大きなため息をもらし
静かに呼吸を続ける
一人で生きることに誇りを感じ
世の中自分だけ助かれば勝ち
そういう風に思い続けている価値
それに疑問を抱きつつも丘の上に立ち
そこに立つことで感じられる水平線
今日も思考を巡らす360度
｢自分だけの考えに限界がある｣
なんて考えないから無茶をするんだろう
答えのない問題に触れた
孤独を愛する人間は
すべてを一人で抱えることの弱さを知った
どうしようもないような矛盾を感じ
理想と現実を切り離し
｢自分は現実主義ですから｣
と言いつつも心は現実逃避
とどまることを知らない人間の欲求
完璧というゾーンに足を踏み入れたがる
誰もがそうあるもの
全否定などじゃ生きてはいけない
一人で生きている人などいない
一人で生きていける人などいない
一人で生きる意味なんてもういらない
自分の心にこびりついた不可解な言い分
剥がれ落ちたら何か残るか不安だった
今なら分かるそれは
それはきっと弱い自分からの脱出方法
それまで騒音だった人々の声
それを暖かい声援として捉えたとき
やっと真の強い人間になれるのでしょう
本当の強さなんてまだ分からないけど
完璧な人間になんてなってないけど
一人で生きることは強くなんかない
それだけは知りました
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