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東京タワー
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作詞 Kazuya |
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どこまでも忙しい街だけど
僕は君と歩くととてもゆっくり歩けるんだ
最新のブランドの車だって
僕らを無視して横切って走っていく
ビルがそびえる黄昏の街でも
一つだけ優しくそびえる赤い巨塔
君と二人であそこに行こうって
いつも話していたよね
近くにあるようでそれはとても遠くにあるんだ
だからなかなか君とあの場所へ行くことはできないんだけれども
いつかは絶対あの展望台からこの街を見下ろそうね
夜になるとあの騒ぐ街も
少し大人しくなって夜景は綺麗に輝いてる
僕はおどけながらも君の手を
顔を向けずに握ってみたりしたんだ
君は少し驚いたけどその手を
すぐに優しく握り返してくれたんだ
顔が合わせられなくて見つめた先は
大きく光る東京タワー
あの大きい東京タワーは夜になっても街の主役
絶対に君と二人であの大きな東京タワーに行きたいんだ
二人で見上げてたところで今度は街を見下ろそうよ
君と歩いたどの道からでもあの東京タワーは見えたのに
あの場所へ向かう時間もお金もないんだよ
ここからでも大きく見えるのに 手がとどきそうなのに
なんでだろうね
僕は君と二人ならどこまでも行けるような気がする
だけどあの東京タワーはもっと遠いところにあるんだよね
そんなに遠くにあるのにいつもそれに見守られている
僕と君はそう思ったんだ
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