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蒼白
作詞 櫻蛇
一つ嘘をついたら
心の中にうさぎが生まれた
一匹の白いうさぎ

「どうして白うさぎなのにおめめが蒼いの?」
僕は聞いた
するとうさぎは
「蒼いお空を看てるから」
と微笑んだ

僕が嘘をつくと
心の中でうさぎがはねた
「どうして喜ぶの?」
僕が聞くとうさぎは
紅い舌をチロリと出した

僕は必死にしがみついた
今まで信じて来たものに
『嘘をついてはいけない』
そんな現実、うさぎといたら消されてしまう

「嘘をつくのっていけないことじゃないの?」
思い切って僕は聞いた
うさぎは驚いて
「誰が決めたの?」
と言った
そしてそのまま霧となって消えた

一度泣いたら
心の中に女の子がいた
一人の小さな女の子

「どうしてそんなに悲しそうなの?」
僕は聞いた
するとその子は
「あなたが泣いていたから」
と僕をにらんだ

僕が泣くと女の子は
悲しそうに顔をしかめた
「どうしてなの?」
僕が聞くとその子は
静かな声で話しだした

「私は泣くことができないの
涙なんて私にはないの
だから貴方が泣いていると・・・」

『そんな現実破ってしまいたくなるの』

「泣いているから不幸なんじゃないの?」
思い切って僕は聞いた
女の子は驚いて
「誰が決めたの?」
と言った
そしてそのまま花となって消えた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 蒼白
公開日 2009/04/07
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 自分が小さい子になった気分で書きました。
小さい頃、周りの言うことに何の疑問も抱かずにそのまま全てが正しいと思っていました。
そんな時に、こんな者たちに出会っていたら、私はどう変わっていたのでしょう?
櫻蛇さんの情報













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