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卒業桜
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作詞 龍華 |
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桜が咲き
春風とともにそよそよと舞い降りてくる
最後の時
卒業するまであと一日
残された僅かな時間で
私は言えるだろうか
「好きでした」と…
卒業するとともに
咲く桜よ
私の涙に変わって舞い降りてくる
もう来れない校庭で
満開に咲いているのに
私は七部咲き
いつになれば
完全に開けるの?
彼を校庭に呼び出して
一人急いで先に行き
深呼吸
あなたが来ることを待ちながら…
ずっと待っている
あなたが来ると
頬が桜色になってしまう
あるだけの力で手を握り
あるだけの勇気で言ってみる
好きでした…と
桜が咲くとともに
思い出す卒業の時のこと
もう来ることのない校庭で
満開に咲いている桜の前で
告白した
その瞬間(とき)私の心も満開に咲いた
あなたとともに、桜が散る時を過ごした私だけの
思い出
その桜を二人だけの名前を付けた
「卒業桜」と
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