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大好きな手とあなたに ありがとう
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作詞 龍華 |
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「ありがとう!」
その言葉が言いたかったんだよ
つらいときも 悲しいときも
好きな人の相談も
いつも黙って聞いてくれて
いつも黙って私の頭をなでる
その手が温かくていつもあまえてしまうんだよ
私の好きな手
いつも元気を与えてくれる手
その手は魔法の手で
私の心になくてはならない魔法の手
その手は
特別なご褒美
誰もができるというわけではないけれど
大切な人がいるとできる
魔法の手
桜を見ながらボ−ッとしてたら
あなたがかけよってくれたね
「何してるの?」って…
あなたの顔を見ると
涙が頬をつたっていくのが今分かって
とめようとしてもとめられない
あなたはすごく驚いていたけれど
でも私をギュッと抱きしめてくれた
そしてその手で私をなでてくれたね
もうすぐ卒業…
そしてあなたとお別れ
時間は夢のように過ぎて
卒業証書を片手に持って
この前の桜の木で待ち合わせ
涙が流れているのは分かっている
あなたも泣いていた
初めて見る素顔
こんどは私が抱きしめる
「『さよなら』なんて言わないから…」
つぶやいたら
「当たり前だよ…」
って泣き声で
抱きしめていた手をそっと離して
その手で私をなでてくれた
ありがとう
あなたと会って本当に良かった
またなでてほしい
なでてくれる日を待つよ
だからまたなでてね
この頭をもう一度…
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