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繋いだ温もりの中の願い星
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作詞 莎雪 |
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暗い夜の道を二人で歩く
遠いようで 近いような曖昧な距離感は
僕らの揺れ動く心のよう
闇を切り裂いてった微かな光
強いようで 儚いようなその輝きは何故か
瞳の奥に焼き付いて離れない
隣で小さく呟いて何度も祈る君を見つめた
どうしてかな 悲しくなる
君の願い事は何ですか?
僕が一緒に叶えてあげる
だから 星に願うのはもうやめよう
手を合わせても其処は遠すぎて
きっとその声なんて聞こえないから
四角に切り取ったあの星空
ポケットの奥に入れたまま
闇を切り裂いてった君の願い星は
ただ 墜ちてゆく
隣で小さく合わさった白くて細い冷たそうな手
僕はその手を掴んだ
君の願い事は何ですか?
僕も一緒に叶えていくよ
だから 星に願うのはやめにしよう
手を合わせても宇宙(ソラ)は遠すぎて
きっと君の祈りは届かないから
僕の願い事は一つだけ
いつまでも君といたいんだ
だけど 星に願うのは違うだろう?
『星と』じゃなくて
『君と』向き合いたい
ぎゅっと繋いだその温もりに僕は願うよ
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