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ヤサシイ記憶
作詞 莎雪
青が迫ってくる
押し潰されそうで 何故か怖くて
涙を零した 幼い記憶

白が迫ってきた
飲み込まれそうで それが怖くて
手を強く握った 小さな手のひら

“大丈夫”
大きな手が握り返す
優しい笑顔が 遥か遠くへ消えていく

また この季節に
忘れているはずだから
魂を狩りながら 温もりを忘れようとした
それでも 暑い日差しを思い出す
これは誰かの記憶
カマを振りかざし 自分に嘘をついた


空が迫ってくる
捕まえてみたくて
笑うあの人に 我儘を言った
無邪気な子供

雲が迫っていた
手を伸ばせば届く?
振り返った時
全ての記憶が 赤く染まった

“大丈夫”
抱きしめる腕が真っ赤で
優しい世界から 怖がる僕は逃げたんだ

また あの記憶
覚えてないはずなのに
笑い声が聞こえて 手のひらに感触が残る
それから 無力な子供を思い出す
これは誰の記憶?
カマを振り上げて 自分だと気づいた


忘れていたかったのに 優しい記憶を
忘れちゃいけなかった 魂を狩る 僕だからこそ


懐かしい記憶
忘れていかないように
空の青さを 白い雲を
温かさを あの人の優しさを
優しい時を終えた“人”
その魂のために
孤独な世界で 心を持ち続けよう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ヤサシイ記憶
公開日 2009/08/01
ジャンル その他
カテゴリ
コメント 記憶をなくしたはずの死神の歌です。
魂を狩る者だからこそ、優しくあって欲しいと思い、書いてみました。
この死神の記憶は、大切な人を失った夏の記憶です。
莎雪さんの情報













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