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衝動
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| 作詞 莎雪 |
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雨に濡れないように傘をさそう
水溜まり踏まないように歩こう
冷たさも汚れも知らなくていい
そう笑う貴方が大嫌いです
ほんとはさ びしょ濡れになって
くしゃみのひとつでもしたいよ
水溜まりを飛び越えるフリで
思い切り水しぶき立ててみたい
“世界”に生まれた“衝動”を
真っ赤な真っ赤な心臓がうたう
胸の奥 叩いて鳴りやまない音を
小さな手のひらで抱くように
聴いてみたんだ
正しいコタエだけ教えてあげる
転ばないように手を引いてあげる
間違いも痛みも必要ないの
そう笑う貴方の手 振り解いた
ほんとはね がむしゃらになって
失敗とかしてみたいんだよ
何か を 追いかけて転んで
土の温かさとか感じてみたい
“大人”が隠した“真実”を
真っ赤な真っ赤な夕焼けが照す
空の端 流れた さみしさの涙を
汚れた手のひらですくうように
拭ってみたんだ
誰かが上手に仕立てた世界の
真ん中はずっと汚くて歪んでて
触れれば痛いほど冷たいけど
誰もが隠して拒んだ世界は
身体中きっと染み込んで巡って
綺麗な“涙”と“想い”になる
“世界”に煌めく“真実”を
真っ赤な真っ赤な夕焼けが照す
空の端 溢れた かなしみの涙を
汚れた手のひらですくいあげて
ヒカリに変えるんだ
“世界”に生まれた“衝動”を
真っ赤な真っ赤な心臓がうたう
胸の奥 叩いて鳴りやまない音を
この身体中で感じながら
今、走り出すんだ
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