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心音
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作詞 莎雪 |
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真っ白な紙に走る君の文字
優しげなその線を見つめながら
すぐ隣で震える音を感じた
少し寂しく思いながら笑顔で
真っ白な紙に綴る僕の声
どんなに想像しても分からない
こんなに傍で笑ってるのに
嫌になるくらいに静かな世界
その唇が その喉元が
胸の奥の奥をそっと揺らす
溢れだす涙落ちないように
この手握っていて 聴かせてよ
心に柔らかく響く“君”を
澄みわたる青に映る君の声
手のひらをその色にかざしてみた
胸の奥で震える鼓動感じたんだ
嬉し涙を堪えながら笑顔で
澄みわたる青に浸す僕の文字
どんなに綺麗な夕焼けよりも
どんなに澄んだ青空よりも
褪せたこの世界を色付けていく
その唇に その喉元に
僕は指先でそっと触れる
伝う音零れ落ちないように
もっと近くに来て 聴かせてよ
心に柔らかく響く“君”を
揺らぐことの無かった
静かな水面に落とされた
鮮やかな温もりに震えた
初めて聴こえた気がした
ひとつの愛の言葉
この唇で この喉元で
鳴らす言の葉はきっと掠れて
拙くて不器用なものだけど
もっと近くに来て 聴かせるよ
君が教えてくれた“愛の響き”
その唇に その喉元に
僕は指先でそっと触れる
伝う音零れ落ちないように
もっと近くに来て 聴かせてよ
心に柔らかく響く“君”を
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