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心空
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作詞 莎雪 |
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揺らぐ目に映る終わりは綺麗で
息が止まる程濃い光が満ちる
黒く淀んだ心が照らされ
浮かび上がる色を見つけたんだ
なんだか一瞬救われた気がして
昼と夜の隙間に僕の空色
失くしたくなくて迫る闇を
手にしたナイフで切り裂いた
広がる紅い 紅い夕焼けも
優しく残酷に消えていくなら
時をこの手で壊してしまおうか
いらない明日 いらない未来
それよりも綺麗なこの空色を
笑みが貼り付いた僕らの世界は
俯せのまま淡い嘘のなか
黒く染まった小さな居場所に
灰色から落ちた雨の粒は
滲んだ心に突き刺さるみたいで
午後の終わり描いた僕の空夢
剥き出しの疵は 迫る闇に
削られ滴る光は流れて───
見つけた色も 描いた色も
静かに廻る時の中じゃ
涙を流し消えてしまうから
失くさないように迫る闇を
手にしたナイフで切り裂いた
広がる紅い 紅い夕焼けも
優しく残酷に消えていくなら
時をこの手で壊してしまおうか
いらない明日 いらない未来
それよりも 綺麗なこの空色を
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