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last summer
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作詞 莎雪 |
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眩しい期待に目を凝らしながら
蒸し暑い空気を吸い込んで
面倒事も忘れて騒ぐ僕ら
日常の外に隠れた非日常を
探しては求めて感じようとした
鳴り響く蝉の声を運んできた
焼けた肌にまとわりつく風の
暑さを振り払うように
いつもより急に見える坂を
駆け出して何かを叫んでた
感情がとめどなく溢れて
火照る身体を持て余しては
汗を流して 夏空を仰ぐ
眩しい季節に目を細めながら
馬鹿みたく泣いて笑っては
ふと考えた未来や明日の僕ら
日常の中に紛れた非日常は
曖昧で脆くて掴みきれなくて
遠くなる蝉の声を運んできた
焼けた肌を撫でていった風の
暑さはいつしか薄れて
いつもより急に見えた坂の
向こうには終わりが見えていた
感情がとめどなく溢れて
火照る身体を濡らす 夕立
汗を流して 体温を奪ってく
騒ぎながら 迷いながら
僕らは『何か』を探していた
探し当てて 掴みきれず
零れた『何か』はきっといつか
心の奥に宿る 光になる
いつもより急に見える坂を
駆け出して何かを叫んでた
感情がとめどなく溢れて
火照る身体を持て余しては
汗を流して 夏空を仰ぐ
過ぎる季節を忘れないよう
深い青さを 夏空を仰ぐ
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