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空の壁
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作詞 莎雪 |
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空は青く広く 壁のように立ち塞がる
破りたくても届かず突き出した腕は無様に
威圧感に潰されて上手く息ができない
悔しさに涙零しもっと息ができなくなる
滲みだす視界
拭っても拭っても拭いきれず
睨みつけたその先の青色は
ただただ色を主張する
涙をぐっと飲み込んで
負けないよに唇噛み締めて
調子に乗るなと叫びつつ
走って地球を一回り
乾いた瞳に映るのは
憎くも綺麗な 赤い夕焼け
僕の目指す道を 隠すように立ち塞がる
竦んだ身体虚しく声をあげ喚き散らした
恐怖感に襲われて前が見えなくなって
何もかも信じられず 自ら視界を閉ざした
冷えてゆく世界
暗くなる 暗くなる 暗くなって
開いた瞳に映った暗闇は
ただただ僕を飲み込んで
自分をぎゅっと抱きしめて
消えないよに何かを呟いた
調子に乗ってたのは僕で
1人で弱さに空回り
縋るように見上げた先に
静かに煌めく 淡い星空
弱い僕に走る勇気とキッカケ
踏み出すためのどうでもいい理由を
空(きみ)は与え続けてくれる
涙をぐっと飲み込んで
負けないよに唇噛み締めて
調子に乗るなと叫びつつ
走って地球を一回り
笑顔で見つめた先にある
憎くも綺麗な 輝く朝焼け
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