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望遠鏡
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作詞 嶺 |
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ありがとう
その言葉の重みに
僕はたまに押し潰されそうになる
ごめんね
その感情の淋しさに
僕はたまに泣き出しそうになる
裏切り嘘つき
その行為の酷さを
僕は何時からか気付いていたよ
覗き込んだその望遠鏡は
こうなる事を知っていたの?
担ぎ込んだその望遠鏡は
こうなる事を教えてくれていたの?
何時か誰かが傷付くのを
僕はこのレンズの向こうで見ていたよ
何時しか彼方が僕を嫌いになるのを
僕は心なしか望んでいたんだよ
脆くて
汚くて
弱くて
酷くて
でも
君はいつでも
僕とレンズの前から
ずっとずっと
みていてくれたんだね
ありがとう
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