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灰色を彩って
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作詞 ツキエダ |
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ずっと泳いでた空気の底
グレースケールの世界にいたの
違うの、本当は
私はこんなんじゃないの。
朝焼けの美しさに涙した
あの日だって、
こんなに鮮やかにを覚えているのに
違うの、本当は
私はこんなんじゃないんだよ。
忘れそうになっている私を
繋ぎとめている
絵筆ももう、乾いてしまいそう
ねぇ、ただ知って欲しいの
私にできること
こんなんじゃないの。
もっとできるはずなのに
どうして?
手が動かない
ずっと探してた綺麗な石
その輪郭が灰色に溶けてゆく
違うよ、本当は
私の描くは
彩る色はもっと深くて綺麗なの
なのにそれができない
できるはずなのに
起きて働いて食べて眠ってまた起きて
"私"はどこにいってしまったの?
違わない、本当は
今の私はこんなんでしかなくて
哀しいのに何もできなくて
駄目になっていくけれど
でも諦めはしない
だって霊長類ヒト科の寿命なんて
今だって伸び続けてきっと
時間なんていくらだってあるはずだし
ねぇ、信じていて
一人でいいの。
私以外に私を信じてくれる人がいればきっと
私は私を諦めないから
さぁ、顔を出して
酸素をこの胸いっぱいに吸いこんでみよう
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