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雲/君
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作詞 雨×雲 |
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午後5時半天気予報に嘘をつかれた
下校時間はとっくに過ぎていた
雨は一向に止む気配が無い
何時も都合よく残ってる傘たてに
今日は傘が無い
うん、分かってたんだ
このまま雨は止まない
もう少し待っても止まないんだ
午後5時35分
「これ使いなよ」
恋に落ちる音がした
「家は近いんだ」そう言って
君は有無言わず帰ろうとする
間際
「傘は半分個な」
駆け寄ってアイツを入れた
驚いた黒の瞳に
自分が映る
どうせなら不器用なコイツに
真っ直ぐで率直な言葉を
とどけたい
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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