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風
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作詞 くぼやん |
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赤紫に染まる 朝焼けの空
名もない鳥が飛び立っていく
始まる街に 心震わせたのはいつの日か
今では虚しい歌が響く世界に 救いを求めている
風よ 吹き渡れ
夢に繋ぐ虹を残して
涙に濡れた夜を越えて
今日という陽を 生き抜くために
遥か彼方を目指して
命の火が 消されていく
愛を知らない 無邪気な大人によって
色づいた花も 悲しみを帯びて 下を向く
せめてその花に 水をあげられる人に・・・
風よ 想いをのせて
いつまでも誇り唄え
永遠の愛を奏でる様に
腐敗に堕ちたこの世界に
喜びと幸福が満ちるまで
大空の下 翼に似た両手を広げ 待っている
君を・・・・
風は 吹いている
過去も現在も未来も
静かに弱く 力強く
儚くとも 確かな信念を
胸に添えて 歩いていけ
風よ 想いをのせて
いつまでも誇り唄え
小さな祈りが 色褪せぬ様に
傷付いた体と魂を抱きしめ
頬を掠める風を感じて
遠き友へ 旅路には
この詩を携えてくれ
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