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体温
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作詞 霧 修司 |
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手を差し伸べる君の前に
大きな壁が立ちはだかっている
ありがとうも言えなかった頃の自分に
戻りたがっているみたい
何を求めている
君を求めている
きっとそれだけで
雨が降ってきても君の手のひらは温かいままで
握ったこっちが熱くなっちゃって
でも嫌いじゃないよ
このぬくもり
頭傾けてみても特に何も見えない
ガラス越しに見る空を
君のひと吹きで透き通るような
色に変えられそうで
何が迫っている
何が求めている
きっとあの影は
私の体温が奪われてしまっても
君が握った手は温かく
なんだか満たされてくんだよ
少し潤ってくんだよ
体中の水分が蒸発しそうなのに
空は曇り空のまま
君のその手で
絡めた私の指を引きちぎって
儚くてもいいからそばにおいでよ
ずっと愛してあげる
もう離れられない
きっと一心同体
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