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蜃気楼
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作詞 toki |
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昔に見た夕日に似ている夕日を僕は見た。
此処に立っていることは何も変わらない。
周りが変わっていくことが、霧のようにぼやけてる。
車の中から見たあの景色。頭の中だけで生きている。
僕は斜め上の家やビルを夕焼けの空にかかってみている。
いつどこで、どんな時なのかは忘れてしまった。
めまいのように流れゆく日々。
蜃気楼に僕を溶かして。
砕けた唇が乾いてる。
今とゆうマボロシの中で。
水槽を泳ぐ。時折、泳ぎ方がわからなくなる。
失くしたまま、探さないで泳ぐ。
大事なものも、必要のないものも。
ほどけた靴ひもが、少し汚れている。
いつのまにか、知らないうちに。
それでも、知らないふりして歩いてく。
めまいのように流れゆく日々。
蜃気楼に僕を溶かして。
砕けた唇が乾いてる。
今とゆうマボロシの中で。
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