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ミーティングホーム
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| 作詞 NaGI |
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帰り道 5:34
この時は気づかなかった
あなたが駅に着く時刻など
ホームの真中に
スッと立ってる男が一人
グループはすでに解散したようで
男はこっちに気付かないままで
携帯電話をジッと見つめて
彼女らしき女の名前を口だけで呟き
それを肉眼で見た私は
下を向いて涙を堪えてる
胸がギュッと締めつける
この感情を何と呼ぶのさ
これが恋ってことならば
私は舌を噛んで死んでやるわ
切ない感情に縛られ
すれ違ってまたも悲しくて
そんな日常に飽きたけれど
私は今日も君を捨てられずにいるさ
帰り道 5:36
翌日は駅を通らない道を行くけれど
昨日のあなたを思い出して
自然と足は駅へと向かってしまう
またあなたに会えると信じて
昨日の名前は彼女じゃないと信じて
私を待ってるんだと信じて
私にまだ恋心を持ってると信じて
あの頃の思い出が蘇り
復縁の話になると信じて
恋という言葉に追いかけられて
私もあなたもなにもしないで
ただただ他愛のない話を
リピートしてまた好きだと気付いて
軽い気持ちで近づいて尚
軽い気持ちは泡と一緒で
あなたがいた駅にある電車と
同じくらい早くはじけるの
穴があったら入りたいほど恋してた
穴があったら一緒に入ろうと思うほど
恋してる自分に少し酔いながら
帰り道迎えに来てくれると信じて
リアルが主に私にくっ付いてて
理想のあなたがどんどん、
遠ざかり
離れて行き
振り向かない
すべては私のからまわりで
あなたはなにも下心はなくて
私ばかり舞い上がっちゃって
穴があったら入りたいくらい
でも
すれ違うあなたに少しときめいて
ときめく自分に自己嫌悪してる
これが恋という感情ならば
舌を噛んで死んでやるさ
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