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桜援歌
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| 作詞 詩織 |
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この歌が君に届けばいいと
願いながら歌った歌は
あの時きみに届いたでしょうか…
桜の下できみが言った言葉は「さようなら」
もう永遠に会うことはないのでしょう
「大好きだったよ・・・」
周りはみんな涙でお別れ
言うことはみんな「また会おうね」
涙の中に笑顔があった…
あの時君はどんな顔をしていたの？
目が悪いからよく見えなかったけど・・・
おんなじ気持ちならどれだけよかっただろうか
呟いた言葉は風にかき消され
きみにはちゃんと届かなかったみたいで
困ったように首を傾げ微笑んだ君に
「さようなら」と一言言った
大好きだったよ。
届かなかったけど・・・
新しい道を歩むためには
伝えなくてよかったのかな・・・
帰り道そっと口ずさんだ
あの歌はお別れの歌
新しい世界へと向かう
君への小さな桜援歌
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