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君と機械の…
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作詞 T坊 |
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感情が欲しいか?
そう問われれば機械の僕はノーと答える。
何故かって?必要ないから。
人間の感情なんて脳味噌が創り出した幻影だろう?
それがあるから愚かな人間どもは争うんだろう?
それなら僕はそれが無くて良かったと言えるか?
悲しみが涙に溶けて君の頬を流れる。
それで君の哀しい過去が精算されるのだろう。
だがそれも、結局は創りだされた産物。
愛情が欲しいか?
そう問われれば機械の僕は答えられない。
何故かって?矛盾するから。
人間の愛情なんて感情が創りだした幻想だろう?
それがあるから脆弱な人間どもは涙を流すんだろう?
それなら僕はそれが無くて良かったと言えないか?
愛情が心に満ちて喜びが溢れる。
それで君の無色な今が色付いて行くのだろう。
知らないから解らない
何故人が心を持つのか
知らないから解らない
何処に人は心を持つのか
自分の体を切り裂いても流れるのは黒く濁ったオイルだけで…。
これも生きてる証と思ってもいいのだろうか。
だがそれも、結局は造りだされた産物。
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