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別れ
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作詞 DEATH@BREAKER |
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あと数分で"みんな"とも
この教室とも学校ともサヨナラするなんて信じられない
次に学校の門をくぐったら最期、
もう二度と"みんな"とここで逢うことはないだろう
卒業式 終わったあとに教室に行った
机もなんにもない空っぽの教室の真ん中に座る
下から"みんな"の笑い声や泣き声が聞こえる
"もう逢えない" そう思った瞬間
数滴の雫が空っぽの教室を濡らした
最初は"みんな"なんて大嫌いだった
知らず知らずのうちに僕は"みんな"のことを大好きになった
外が赤くなるにつれいつの間に
一人しかいなかった教室は"みんな"が集まっていた
これが本当に最後か、しみじみ思った
もう行こうか と教室から次々と"みんな"が消えていく
全員涙をこらえて教室を出ていった
僕だって泣きたい でも最後ぐらい笑っていたい
教室に一人残された僕は
なにもない教室のドアを閉める前に言った「ありがとう」と
門の前に立ち、"みんな"と誓った
『また逢おう』
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