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夕焼け坂
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作詞 中島 |
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熱を持った背中
自転車漕いだ最中
触れるか 触れないか
ためらう指先がいとおしい
振り向いたら転ぶかなって
君のしかめっ面 思い浮かべて
弾んだ曲線と裏腹な言葉
からからから から
不器用な喉の奥から
引っ張り出した音 ひとつ
そっと夕焼けに溶けていく
頬染める桜色
そう言うと怒るだろ
つかんで はなさない
君が悪いとは言わないけど
下り坂ずっと続けばいい
二文字の言葉 それだけでいい
自分勝手な唇と浅い呼吸
さらさらさら さら
急かす様な風が吹いて
まだ離れたくない だから
どうか夕焼けが沈むまで
壊れた車輪 長い髪
立ち止まったら
君は泣くから
ねえねえねえ ねえ
何度も僕を呼ぶ声が
痛いのは気の所為 だろう
夕焼けと共に消えていく
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