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夜明ケ前ノウタ
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作詞 宮原まヰ |
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私たちだけに聴こえるそのウタは、「君と共に」聴きたいのだよ。
だから、こっちへおいでよ。
棲み家から奏でよう、予期せぬ出来事。
二人悟るのは、「不意打ちね。」と君(似ているようで違う)。
まだ見たことのない世界観を味わうことに何も理由などないことは。
もう、私のために君は此処に居るんだ、よね、やはり不安になる。
夜明ケ前、まだだね。
繋がった身体(カラダ)を、私に、「渡してください。」と言った。
でも思うことはちゃんと言葉に載せて告げなければ私たちは二人で。
もう、全力失踪するつもりで居てね、この夜に。
恋人同士になりたい、と、願う。
まだ聴こえているウタに、歌詞(コトバ)を載せたら、曖昧なものも見えてくるかもしれないから。
橙に染まる朝日が今すぐ見たいんだ。
私は目を閉じ、少しでもいい、風景(ケシキ)に出会うことができたのならばそれでいい。
そして迎える、夜明ケは近く、君と出会えた奇遇を祝うよ。
目を合わせてね、頬にキスしてね、紅潮した私のこの顔に。
また意味を探す、こんなことになるなんて生きていく上で思うとは。
もう、一つも見つからないと思っていた、太陽に。
恋人同士になりたい、と、願う。
まだ聴こえているウタに、歌詞(コトバ)を載せたら、曖昧なものも見えてくるかもしれないから。
「この時間」だけが私と君をね。
「最大の秘密」にする。
もしも今「此処で私がこのウタを、奏でたいんです。」と言ったら、(君は)どうする?
君の言葉に隠された嘘。
喜びなんて考えてもみなくて、私はいつも一人だったから、君との出逢いが嬉しいの。
「この距離なんて。」と気にせずに居たかった。
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