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Mrs.エリザベス
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作詞 宮原まヰ |
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遺骸に恍惚、自身は雪解け。
隣り合わせに手をとり、ひしゃげている頭。
地獄に恍惚、夢から覚めた深夜。
動く真実、貴女にピタリと止まります。
毛並みのいい猫(エリザベス様の飼い猫)は言った、「エリザベス様には敵うものはありません。」
見下ろす眺め、気に入りました。
「自身はどこへ行くべきなのか。」
エリザベス様、今日も美しい。
例えるなら美園の薔薇の様。
飼い猫はまだ手慣れてはいない。
「自己中で美」ただそれを貫き通せばいいの。
体は誘う、嵐がもうじき来る。
手慣れるに時間がかかる、「空回る秩序は責任を問うにまで。」
季節がまぐれか…猫は知った。
「自身は何処で逝くべきなのか。」
華は咲かない、彼がリードする。
手を繋いでもいい、と許しが出た。
(極めて珍しいことなので、大切に扱わなければならない。)
エリザベスの名前は親譲り。(母親がエリスだったから)
例え声が枯れて言えなくなっても。
「アリス」と名づけられた、一人娘、この城を引き継ぐ、後継者の御身分。
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