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SMITH
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作詞 宮原まヰ |
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スミスは悩んでいた、木にふさって。
「目の上のほくろが気になる。」唐突にね。
彼は他人とは違う視点で物を見る。
何とも言えないんだ僕らにはその考えがわからないのだから。
スミスは怖いと言った、木に隠れて。
「君の中の悪魔が襲う。」意外だね。
(大体スミスは特定の宗教を信仰しない奴なのに・・・いや、でも悪魔に関しては世間体を考えると無理にでも信じるものなのかもしれない。)
彼は他人との距離感を気にする、見ずに。
何度も言うけれど僕らには彼の考えがわからない。
スミスは変わり者なんかじゃ収まらない。
涙を流す、ということを知らない、つまり彼は泣いたことが無い。
そして最近スミスは肉食になった。
(もともとスミスは生粋のベジタリアンだったのだが)ある意味彼は「かわりもの」。
スミスはだんだん嘘を吐くようになった。
(そういう奴ではないと思っていたのだが)所詮彼も人間だったのだ。
スミスが恐がっていたのは彼女の中の悪魔ではなく人間の本当の恐ろしさなのだとそれに怯えているのだと私は数回悟った。
彼は他人とは違う視点で物を見る。
何とも言えないんだ僕らにはその考えがわからない。
スミスは変わり者なんかじゃ収まらない。
涙を流す、ということを知らない、つまり彼は泣いたことが無い。
そして最近スミスは肉食になった。
(もともとスミスは生粋のベジタリアンだったのだが)ある意味彼は「かわりもの」。
スミスは甘党、涙腺が無く、心臓はあるが傷つく心は無い。
そしてスミスは眠りにつく永遠にね、永遠のね。
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