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蜜
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作詞 ゲイリー |
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誰一人として膝を付いた人間に手を差しのべず
波に身を任せまた傷つける
真実は耳を潰し 塗り固めた嘘は醜い甘さを産み出す
輪廻は無限に繰り返され
偽りは増え続けて優しさを塗りつぶす
醜さは地へ深く根付き 楽園も逃げ場も霧に霞む
尖った嘘は真実を穿ち涙を打ち消す
いつの間にか見失った笑う意味に
霧はその体から産み出されて 自ら楽園を離れる
偽りの眠り 歪み始めた恐怖
誰にも触れられない喜劇の序章に 歪な愛が手招きをしている
踏み潰された幸せの欠片は 残された笑顔を映す
誰もが目を背ける鎖の痕は 嘘を繋ぎ止める偽りの愛情
根付いてしまった醜さは 笑顔も涙も一つにした
孤独さえ見いだせず ただ霧に飲まれた朱は
戻れない痛みは甘い蜜
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