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ゆりかご
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作詞 ぽたま |
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「暖かいね」
「僕の秘密の場所だから」
穏やかな昼下がり
丘の上に登って寝転がる
僕と君の二人だけで
小さい手が 僕の手を握る
「君は君のままでいいんだよ」
そう言って君は笑った
その言葉だけで 僕の涙腺は緩くなって
すぐに涙が零れちゃうんだ
いつも下から見上げてた
空しか見えなくて
時々誰かの顔とか 風景とかが見えたりしたけど
でも僕には とても狭い世界だった
歩けるようになって
世界が広くなって
そして君と出逢った
「何でこの丘がすきなの?」
そう訊かれても いつも答えは同じ
「君みたいだから」
変でしょう? 笑いたきゃ笑いなよ
あのちいさい篭から抜け出して
地に足つけて 伝えたい
君はもう 気付いてるんでしょう?
待たせてごめんね
でも もう少し待っててね
まだ僕の揺り篭が揺れてるから
それが止まるとき
この気持ちを伝えにいくよ
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