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ホームシックな17歳の夏。
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作詞 ぽたま |
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いま何時かな いま何してるかな
ひとり呟いてみる ホームシックな午前零時
『いってらっしゃい』 笑顔で送り出してくれたのに
あの時 僕は泣きそうだったこと まだ覚えてる
だって まだひとりじゃ立てないし
もう子どもじゃないんだよ って わかってるよ
少しずつ あなたの手から離れていくこと
少しずつ 自分の道を決めて歩いていくこと
わかっててもね やっぱり僕 泣きそうになるんだ
いま こっちは昼で あっちは夜
英語で日記を書きながら 故郷を想いました
友達もいる 先生もいる みんながいる
でも家族がいない それはとても大きな穴で
帰る場所があるから 泣きたくなる
まだオトナじゃないんだよ って いまわかったよ
ストレスで体こわすし 心配かけるし
居眠りして怒られるし 騒いじゃうし
でもね 泣くことだけはしないから 大丈夫だよ
"I enjoyed everything with you.
Good bye, I love you."
そんなこと言われちゃうと 帰れなくなるから
一言だけ置いて バイバイしよう
"Thank you for everything. I love you, too."
マザーの涙も 手の中の思い出も
背負ったリュックに ぎゅうぎゅうに詰め込んで
空港で 僕を待つあの人に
今度は笑って言うんだ 『ただいま』って
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