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大空キャンバス
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作詞 ぽたま |
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手を伸ばして思うんだ この世界は広すぎると
いくら夢を描いても 空の青さに滲んでく
渇き切った喉の奥 言葉が臆病に震えてる
気持ちだけが先走って 大事なもの見落として
最後に残ったもの 何だったかは覚えてない
この瞬間は きっと人生の何億分の一にも満たない
だけど見過ごしたら 溶けて消えてしまうから
刻むように 僕はまた空に落書きするんだ
ちょっと眠くなって 眼を閉じた
そして夢から覚めた時 在ったのは鉛筆の跡だけ
描いた夢を カタチにするのは簡単じゃない
理想は理想 現実は現実
それでも人は 生きてくために 自分だけの絵を描くんだ
美化された未来は 手を伸ばしても届かないから
必死に消して 描いて 色をつけて
完成した絵の中に 先の自分が在るように
握ったら壊れるほど 小さい夢を描くなら
そこにある色を全部使って 大きな夢を描こう
誰にも消せない 自分だけの未来図を
落書きから始まった 無色の夢
今もまだ 下書きでしかないけど
先にいる自分が 笑って迎えてくれるように
くすんでいて かすれていて
それでも どんな青にも滲まないように
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