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矛盾女
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作詞 ぽたま |
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哀しい顔するくらいなら 嘘の笑顔を飾らせて
あなたはきっと そんなの気付かないから
私はまた あなたの嫌いな女を演じるの
誰も知りはしないわ この世に終わりが来るなんて
だってほら あのボウヤも 幸せそうに笑ってる
「どうしてそんな顔するの」 不意をついた一言
何よ 私ちゃんと笑ってたじゃない
この笑顔に文句でもあるの? 言ってみなさいよ
「嘘つくぐらいなら 笑わなくていい」
ねえ もうその大きすぎる優しさで 私を包まないで
溺れすぎて這い上がれないのよ わかる?
でもね ちょっと気持ちよかったりするの
だからね こんな矛盾女を まだ離さないでいて
世界に終わりが来るとしたら どうしようかな
「あなたがいればいい」なんて言ってあげない
私 あなたが思うほど 甘い女じゃないのよ?
だけどきっと あなたがいなくなったら私は駄目になる
それは「私」にとっての 世界の終焉
「ずっと一緒」 保障のない約束はいらない
今一緒にいればいいの 我儘なんて言わせないわ
あなただって 私が必要でしょう?
もうこの自意識過剰 治らないわよ
嫌いになってほしいの? 無理させないでよ
そんなの望んでないんだからね おばかさん
例えそれが嘘だとしても 言えたもんじゃないわよ
私の笑顔より下手な嘘なんて 真っ平ごめんだわ
「そうやって笑うなら もう何もしてあげない」
どうして あなたのために笑ってるのに
まだこの手を離さないで あなたしか見えないの
その優しすぎるキスで 私をもう一度 溺れさせて
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