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偽善者の皮
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作詞 ぽたま |
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もうお願いだから 僕の体に触らないで
発情期だか何だか知らないけど 僕に関わらないで
でも僕はちっぽけな人間だから 直接的には言えないの
相手を傷付けるのが恐いんじゃなくて 自分を悪く思われたくない
結局は 自分を守る為だけの殻に閉じ篭ってるだけ
きっとね 君にもいいところは数え切れないほどあるんだろう
でも今は 君のそのしつこさで それらが全部埋もれて もう見えないよ
悪いところしか 僕の目には映らない
僕が何をされても笑うから 君はきっと気付いてない
本当はその笑顔 嫌悪感でいっぱいだってこと
僕に向かって伸びてくるその手 振り払いたくて仕方ないけど
まだ我慢が効くから 君を見離さないでいてあげられる僕がいる
そんなの所詮 偽善でしかないけどさ
家に帰ったら携帯が光ってた あの子かなって期待した
一瞬で夢はぶち壊れたよ 相手が君だったなんてね
君にも大切な人がいるでしょう? どうして大切にしてあげないの?
答えは薄々わかってる でも気付かないようにしてる 気付きたくない
きっと君がその言葉を言ってしまったら 僕は君を見離すから
僕にも大切な人がいるの 世界で一番大切な人が 君じゃない人が
だからもう 悪夢から僕を目覚めさせて
心じゃないよ もう体が悲鳴をあげてるよ 泣き叫んでる
君が僕に触れるたび 僕の体と心が軋んでいく
もうきっと この糸は切れちゃうね
そんなの待たずに 早く切れてしまえと 本当の僕が顔を出した
話し掛けないで 触れないで 近付かないで
お願いだから僕のサインに気付いてよ SOS出しまくってるよ
今の僕の状態は黄色の信号 危険の合図だよ
これが赤信号に変わったら もう僕たちは友達ではいられない
そろそろ我慢効かなくなってきたよ 君も僕も壊れる頃かな
あの言葉が出る前に 君の口に爆弾入れてあげなくちゃ
僕は困らないよ もう偽善者の皮は脱ぎ捨てたんだ
さよならをしようか この関係に
二度と戻ることのないように 友情がその意味を失くすように
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