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哀しい瞳
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作詞 ぽたま |
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それは誰を想って 何を感じて 流す涙なのですか?
愛に飢えているその瞳は もう光さえ灯っていない
夢にも負けて 愛にも見捨てられた人間
神様がいるとかいないとか そういう問題じゃないけれど
もしどこかにいるのなら それは人間以上に残酷な方ですね
落とし穴ばっかりじゃ 目の前に道があっても歩けないよ
僕がどうしたって あの人の瞳に光が灯ることはないと思うけど
助けてみたいんです あの哀しい瞳を
利益なんていらないから もう一度 あの人に光を
人間が何をしても空を飛べないように 僕ら人間も誰かの心は奪えない
それはわかってたはずでしょう? どうして自分の心をあげたの?
傷付くのも覚悟していたんでしょう? それならもう泣かないで
捧げた心を捨てられた でもそれはあなたが犯した大きな過ち
誰でもよかった訳じゃないと あの人は呟いた
何でもよかった訳じゃないと 枯れない涙を添えて
自分を客観的に見ると 確かに僕は偽善者以外の何者でもないかもしれない
それでもいい 誰がどう思おうと他人の勝手だから
でもね 哀しい人に偽善をあげるほど 卑劣な人間じゃないよ
優しさと心は違うよ 僕は優しさはあげるけど心は渡さない
でも僕が持ってる優しさは 僕のものじゃないの
お父さんとお母さんがくれた 一生の宝物
神様はきっと残酷だけど 人間みんな優しいから あなたもきっと優しいんだよね
どんなに手を伸ばしても 空に手は届かない
でも必死で追いかけて 再び手を伸ばせば 届くものは無限大
愛も夢も希望も 欲しがってるだけじゃ意味無いんだよ
それに気付いたあの人 ほらまた走り出してる
一時の悲しみで 人はすべてを失ったような感覚に陥ってしまうけど
その先にもずっと道は続いて そこに悲しみに勝る幸せがあること 忘れないでほしい
偽善者だって何だっていいよ でももうそんな瞳はやめて
哀しいこと考えるのはもうやめよう 涙もそろそろ枯れるでしょう?
哀しい瞳をした人間が 今日も届かない星に願います
あの涙が枯れた時 あの人が笑ってくれることを
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