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天秤
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作詞 ぽたま |
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「この先ずっと一緒」 そんな儚い約束はした覚えがない
“今”一緒にいれればいい 隣に君がいればいい
いくつもの見えない壁が 僕らの道を阻むけど
乗り越えることが使命だと思えば 難しくはないだろう
外国では ハグすることが挨拶だけど
日本でそんなことしたら もうセクハラ以外の何でもないよね
でもそういう風に ごく自然に 君に近付けたらいいのに
言いたいことはたくさんあった ありすぎるくらいだった
でもね いざってなると 僕の悪い癖が顔を出すから
いつも君への言葉は 全部 そのままゴミ箱行き
例えばの話をしようか
君が100回の「嫌い」を僕に言う そうしたら 僕はどうしようかな
ああ 無限の「好き」を君に唄おう それで天秤は釣り合うはずさ
でも君が僕を嫌う理由が100あっても 君を愛す理由は一つも無い
愛することに理由があるなら 僕は人を愛すことをやめるだろう
結局何回言ったって 繋いだ糸を解こうとはしない
それが 不器用な君の精一杯の愛し方だと 僕は知ってるよ
どこかの街で流れるような 綺麗なラブソングは歌えないけど
世界でたった一人の君へなら 音痴だけど歌ってみせる
だからどうか 耳を塞がないでね 僕 一生懸命歌うから
無限の好きを言い過ぎて 無限の愛を歌いすぎて
きっともうすぐ 僕のこの声は嗄れてしまうだろう
それでも後悔はしないよ 全部君の為にしてきたこと
僕が君に捧ぐ愛と 君が僕にくれる愛を 天秤にかけてみよう
釣り合っても そうじゃなくても 僕はそれだけで涙を流すでしょう
そんな話が 人生の終わりにできればいいな
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