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23:59
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作詞 ぽたま |
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さっきまで太陽がそこに在ったのに 今はもう月と交代してる
時間の流れに鈍感な僕は そんなことにも気付かない
今日っていう一日を思い返すと 色んなことがありすぎた
試験があったり 自転車パンクしたり アイス食べたり
どうでもいいようなことが その日の宝物だったりする
そういえば十字路を曲がる時 車とぶつかりそうになったよ
「どこ見てんだ」って ベタな言葉を叫ばれたけど
あまりにも平凡すぎて 大変なことなのに 笑っちゃった
友達に「お前はいつ死ぬかわからないから恐い」と言われた
でもいつ死んだって構わない 思い残すようなことはしてないから
「じゃあ今死んでもいいのか」 今度は消え掛けの疑問符がついてた
少しの間のあと首を振った 今この瞬間さえも 楽しんでいたいと思ったから
僕らが生きた今日も いつか色褪せて 忘れられる
錆び付いていく過去が 留まることを許してはくれない
ノートを開いてみた そこに記された 幾億の文字
こんなものを頭に叩き込むだけで 僕らは大人になれるのかな
少しの疑問と不安が 未熟な僕の心を交差する
この前の授業で 自分の未来について考えさせられた
そんなことどうでもいい 重苦しいこと考えるより 最高の思い出作ろうよ
勉強したことは忘れても 思い出は何があっても忘れないから
先生たちには そんな子供じみた考えは通用しない
でも並べられたレールの上を歩くのは もう耐えられないよ
大人になんかわかりっこないんだ 僕ら子供の思いなんて
無駄にしたくないんだ 一秒でも 最高だと思えるような人生にしたいから
昨日は講習会に行ったんだ 正直言うと 行きたくなかった
その思いの証拠に 講習の内容覚えてない 寝ちゃってたから
ほら そういう時間が一番無駄だって わかったでしょう?
「無駄だと思うこと それが一番無駄なんだよ」
昔誰かが僕に言ったんだ そこから僕は少し変わったよ
無駄なことも何もかも まだこの手の中にあるけど
考えることを忘れたよ 無駄だと思うことを切り捨てた
諦めることを諦めました そしたら心の蟠りが消えました
何だか清々しい気分で寝れそうです 今日という宝物を抱いて
明日も宝物できるかな できなかったら作ろう
ってことで 明日の僕に捧げます
おはよう 今日も頑張れ
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